2017.10.02
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こんにちは。
ヒルトン梅田店の西尾です。
今回は実際にプリズム処方をしたお客様のご紹介をします。
今回ご紹介させていただくお客様は37歳の男性のお客様。
PC作業が多いお仕事で日頃の疲れ目に対して、お困りだったとの事。
先日、NHKテレビ「ためしてガッテン」で、斜視・斜位について
取り上げられているのをご覧になられご来店されました。
お話をお伺いすると1日中デスクでパソコン作業をされているとの事。
長年眼精疲労がひどく、特に夕方になると毎日のように上瞼がピクピク痙攣する、
また肩こりや頭痛は慢性的でマッサージにもよく行かれるとの事でした。
人は近くのモノを見る時、必ず眼を内に寄せます。
目が元々外向きの人は、まっすぐ(正位)の人に比べて目を内側に寄せる力が必要になるため負担が大きくなります。
目を寄せる筋肉と眼を寄せるように指示を出す脳が疲労して、重い疲れ目となってしまいます。
まず、完全矯正を出す測定をし、カバーアンカバーテストを行いました。
カバーテストを行った時に、カバーをした方の眼球が動くと斜位があると いう事です。
今回のお客様は、両眼共に眼球が動くことが確認できました。
目が外側から内側へ動いたので、外斜位の傾向が強いという事が分かりました。
【眼精疲労、頭痛、肩こり、めまいにお悩みの方、両眼視機能検査にご相談ください】
これらの症状を解消する為に両眼視機能検査を行い結果的にプリズムがある方にはプリズム眼鏡を処方します。
実際にどれぐらいのプリズム量を入れるのか?
きちんと立体視が出来ているのか?などを、 特別な偏光フィルターを使用し両眼視機能検査で測定します。
このお客様は測定の結果、右眼、左眼共に2.0プリズムあり、外斜位なので基底方向は内方(base in)で処方しました。
これにより、無意識に必要以上に頑張って目を寄せていた、眼の筋肉と脳の疲労を減らすことで、
楽に近業視や近くが見やすくなり、眼精疲労、頭痛、肩こり、めまいを軽減します。
このお客様はプリズムレンズは初めてでしたが、装用テストで実際に見て頂き、
遠く・近く・足元を見て頂いた時、違和感がないとのことでした。
人間の目と脳は直結しているため、殆どの方は、1週間~2週間ほど慣れるまで時間がかかります。
出来上がった眼鏡をお渡しさせていただきましたが上記した違和感がほとんどなく携帯(スマートフォン)を短時間見るだけでも
これまでの眼鏡とは明らかに違い楽だと感じていただきました。
この短時間で楽だと感じていただけるならパソコン作業を1日行ってもこれまでの眼鏡よりははるかに楽になるはずです。
実際に使って頂いての使用感はまたお聞きしたいと思っています。
これまでお悩みだった眼精疲労、肩こりなどが解消されお仕事の効率が上がるお手伝いが出来ればと思ってます。
10代の時に雑誌「Meets」をきっかけにグラスファクトリーを知りお客として通い数年後には入社、
ヒルトン梅田店オープンより店長として勤務しております。
眼鏡をどのような用途で、どのような場所で、どのようなファッションで、どのように使いたいか。
それによってフレームそしてレンズ選びが変わってきます。
眼鏡を掛ける事によってどう快適な見え方になるのか?
眼鏡を掛ける事によってどう見られるのか?
を色々な視点からアドバイスさせていただきます。